月次祭

2008年02月15日

【月次祭】西区栄生、2008/2/15

寒い日が続きますね。
本日の月次祭は名古屋市西区栄生を訪れました。
名鉄栄生駅に降り立った時は夜が明けておらず薄暗かったのですが、屋根神さまの前でカメラをセットしていると、だんだんと明るくなってきました。
屋根神さまを写真に撮ってるつもりですが、名古屋市内からは昔ながらのスタイルでまつられている屋根神さまはほとんど見かけません。
だからでしょうか、ふと「栄生の屋根神さまに会いたい」と思うときがあります。
ここでは「屋根」に「上がった」「神さま」という屋根神さまの基本を教えられるような気がするからです。

※写真等は近日中に「屋根神百景」にて掲載いたします。

2007年12月28日

【月次祭】瑞穂区豆田町、2007/11/1

11月1日の月次祭は私の「故郷」瑞穂区の屋根神さまを見に行きました。

現地には午前7時5分前に到着。豆田町の屋根神さまは通りを入った路地の入口付近にあります。屋根から降ろされて高さ2メートルほどの箱状の建造物に納められており、構造は上下二段で、上部の扉を開けると社が、下段の扉を開けると祭具類が入っています。

8時少し前に、自転車のかごに荷物を載せた人が社を眺めていました。声をかけると「8時にここに来るようにいわれてるんだわね」といいます。準備をするのが初めてで、町内の方と一緒に行うようです。8時を過ぎたころコーチ役(?)の方と一緒に準備が始まりました。社の上部のかんぬき棒を抜いて扉を開け、軽く掃除をしてお供えをし、紫幕、提灯を取りつけます。参考にするためでしょうか、下段の扉の内側には祭礼時に写したと思われる写真が張ってあり、「お供えはこれでいいのかな」と何度も見ていらっしゃいました。雨が降りそうな天気では提灯はつけないのですが、「写真を撮られるなら」とそのときだけつけて下さいました。一通り準備するのに30分ほどでしょうか。

瑞穂区といっても屋根神さまが集中しているのは堀田通と瑞穂通にはさまれた地域で、今でも住宅地の中に路地が現役で存在しているのが特徴です。かつて、平郷町には長屋の屋根に切れ込みを作ってその中に社を強引に挟み込んだ屋根神さまがありましたし、「熱田神宮、秋葉神社、津島神社がまつってありますのでお参りして下さい」と目立つ看板が立っていた神さまが春敲町にありましたが、残念ながら二つともなくなってしまいました。

また道路沿いの建物がきれいさっぱり壊されてさら地になっている光景が目につきました。道路の拡幅工事かマンション建設でしょうか。屋根神さまがなくなるのと、直接的にではないにしろ、関係があるのかもしれないと疑り深くなってしまいます。


瑞穂区豆田町

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モリマコトの紹介
1973年7月、名古屋市瑞穂区出身。立命館大学卒業後、韓国・ソウルに遊学。帰国後の「ふがいない時期」に図書館で偶然であった屋根神さまに魅せられる。現在、名古屋市内を中心に愛知、岐阜の屋根神さまを撮り歩き、「屋根神さまのある風景」「まちの文化遺産屋根神さま」等の写真展も開催している。名古屋市熱田区在住。