名古屋市中村区
2007年12月17日
【秋葉祭】ミッドランドと焼きイモ
12月16日は秋葉祭の日。市内各地では、秋葉神社を祭神のひとつとしておまつりしている屋根神さまはもちろん、秋葉神社単体、または氏神さまをまつる神社でもかがり火をたいて町内や地域の防火を祈りました。
私にとっても秋葉祭は一年を締めくくる行事として気合いが入ります。今年は西区内を数軒回ると、中村区太閤へ足を伸しました。
「秋葉さんは夕方5時半からやりますで。ここにお社頭持ってきて飾りつけしてね」。午前中、神明社で清掃をしていた方に祭礼の確認をしておいたのですが、初めてということもあり5時少し前には神さまの前へ。時間の少し前になると先日お会いした隣家のおばあさんが帰ってきて「ああ、写真撮りにきてくだれたかね」と声をかけてくれました。
普段はコンクリート台の上に置かれている神さまも男性二人に抱え上げられると案外軽く持ち上がるものです。そのまま台車に乗せられて神明社に運ばれると、あらかじめ用意されていた机の上に置かれました。そして、「秋葉神社」と大きく書かれたクリアケースの中から三方や提灯を出し、お供え、飾りつけをはじめます。一方、社の前ではたき火の準備も。その様子を撮ろうと後ろに引いて三脚を構えると神社の上に駅前のビル郡が構図に入りました。ミッドランドスクエアではビルの照明を使ってクリスマスツリーが描かれています。好調な経済の象徴であるツリーの明かりと秋葉さんの燃え盛る火が好対照をなしていました。
火が落ち着くと町内の人たちはアルミ箔にくるんださつまイモを火の中に入れました。「このおイモさん食べると風邪引かんでね。お兄さん、今日神さまの写真撮ってくだれたから、半分やるで食べやァ」とおばあさん。
焼き芋をかじりながら歩いていくと、ほんの束の間ですが火のかもし出すあたたかい光景に慣れていた目に、ビル郡の明かりが、なんと人工的に見えたことでしょう。

私にとっても秋葉祭は一年を締めくくる行事として気合いが入ります。今年は西区内を数軒回ると、中村区太閤へ足を伸しました。
「秋葉さんは夕方5時半からやりますで。ここにお社頭持ってきて飾りつけしてね」。午前中、神明社で清掃をしていた方に祭礼の確認をしておいたのですが、初めてということもあり5時少し前には神さまの前へ。時間の少し前になると先日お会いした隣家のおばあさんが帰ってきて「ああ、写真撮りにきてくだれたかね」と声をかけてくれました。
普段はコンクリート台の上に置かれている神さまも男性二人に抱え上げられると案外軽く持ち上がるものです。そのまま台車に乗せられて神明社に運ばれると、あらかじめ用意されていた机の上に置かれました。そして、「秋葉神社」と大きく書かれたクリアケースの中から三方や提灯を出し、お供え、飾りつけをはじめます。一方、社の前ではたき火の準備も。その様子を撮ろうと後ろに引いて三脚を構えると神社の上に駅前のビル郡が構図に入りました。ミッドランドスクエアではビルの照明を使ってクリスマスツリーが描かれています。好調な経済の象徴であるツリーの明かりと秋葉さんの燃え盛る火が好対照をなしていました。
火が落ち着くと町内の人たちはアルミ箔にくるんださつまイモを火の中に入れました。「このおイモさん食べると風邪引かんでね。お兄さん、今日神さまの写真撮ってくだれたから、半分やるで食べやァ」とおばあさん。
焼き芋をかじりながら歩いていくと、ほんの束の間ですが火のかもし出すあたたかい光景に慣れていた目に、ビル郡の明かりが、なんと人工的に見えたことでしょう。

2007年11月15日
【聞き取り】中村区太閤、2007/11/15
名古屋駅の西側、近鉄沿線を黄金駅方面へ歩いていく途中に牧野町の神さまはあります。隣家のおばあさんと話をしながら待っていると「神さまはいいけど人は撮ってかんよ〜」とお供えをもった当番の方があらわれました。コンクリートの台座に三方を並べ、提灯をつるす。準備じたいは簡単に終わってしまったのですが、当番の方にいろいろと世話を焼いていたおばあさんから神さまのことをいろいろ聞かせていただきました。
「ここらへんは年寄りばっかだで、若い人らは(この地域の)外へ出ていっとるでね。わたしは、わたしらの上の人がやってきたこと(神さまの祭礼)を見てそのままやっとるんだでね。わたしも、火が出ると怖いでしょう。だで一生懸命お守りさせてもらっとる。もとは米屋さん(社の西側にある店鋪)のところにあったけど、そこでまつれんくなったから、こちらへ持ってきた。ここは、用水(防火用水)があって、子どもんたあ(子どもたち)がいろんなもん投げて入れたで、いろんなもん浮いとったがね。若い人はいかん、こういうこと(神さまや祭礼など)知らんで。だで、さっきもわたしがこういう風にやりゃあ、と教えたったの」
「12月16日にね、秋葉さんのまつりをやるんだけど、ここではやらんよ。あっちの神社(神明社)でね。こんなとこ道路だもんで火たいとったらだめだわさ。だで、向こうにもってって火をたくんだヮ。その中にイモを入れて焼きイモして、それを食べると夏に病にかからんというの、夏病みしんのだヮ。これ、そういう神さまだもん。昔はよォ、子どもが多かったからたくさん集まとったんだけど、いまは少なくなったヮ。年寄りばっかで子どもなんかおらん。16日は夕方、暗くなる前に役員の人たちがもっていかっせる。台車にのせてね。向こうでいいふう(きれいに飾りつけ)にして、イモ焼くんだヮ」

「ここらへんは年寄りばっかだで、若い人らは(この地域の)外へ出ていっとるでね。わたしは、わたしらの上の人がやってきたこと(神さまの祭礼)を見てそのままやっとるんだでね。わたしも、火が出ると怖いでしょう。だで一生懸命お守りさせてもらっとる。もとは米屋さん(社の西側にある店鋪)のところにあったけど、そこでまつれんくなったから、こちらへ持ってきた。ここは、用水(防火用水)があって、子どもんたあ(子どもたち)がいろんなもん投げて入れたで、いろんなもん浮いとったがね。若い人はいかん、こういうこと(神さまや祭礼など)知らんで。だで、さっきもわたしがこういう風にやりゃあ、と教えたったの」
「12月16日にね、秋葉さんのまつりをやるんだけど、ここではやらんよ。あっちの神社(神明社)でね。こんなとこ道路だもんで火たいとったらだめだわさ。だで、向こうにもってって火をたくんだヮ。その中にイモを入れて焼きイモして、それを食べると夏に病にかからんというの、夏病みしんのだヮ。これ、そういう神さまだもん。昔はよォ、子どもが多かったからたくさん集まとったんだけど、いまは少なくなったヮ。年寄りばっかで子どもなんかおらん。16日は夕方、暗くなる前に役員の人たちがもっていかっせる。台車にのせてね。向こうでいいふう(きれいに飾りつけ)にして、イモ焼くんだヮ」








