2008年01月06日

【私と屋根神】お神酒、2008/1/2

屋根神さまの撮影をするようになってから、お正月はゆっくり過ごすものではなく、忙しく歩き回るものとなりました。普段は祭礼の様子が見られない場所でもお正月には飾りつけが行なわれているからです。また屋根神さまは小さな神社ですから、初詣を兼ねることもできます。熱田、津島、秋葉の三社を一度に参拝するので、一石三鳥です。

「今度もし来られたら一杯やりましょう」。一昨年前、写真展を訪れて下さった昭和区北山本町の方から声をかけられました。同町内では毎年正月に神事を開催します。話によるとお祓いの後、かがり火を囲んでお神酒を飲むそうです。正月の準備にはこれまでもいろいろな現場で立ち会ってきましたが、元旦に神事を見るのは初めてなので、大変楽しみにしていました。

元旦の朝、午前7時ころに現場に到着すると、提灯を取り付ける木わくや紫幕はすでに準備してありました。しばらくすると氏子総代と町内会長がやってきて提灯をつるしたり供え物を乗せる台を設置したりと、祭礼の準備に取りかかりました。午前8時、御器所八幡の宮司さんが到着するころには社の前に置かれたかがり火を囲んで町内の人々が15人ほど集まっていました。お祓いが終ると前述の通り町内一同でお神酒をいただきます。

当日の朝は肌寒さはあるけど交通量は少なく、1〜2時間を外で過ごすには気持ちのいいものでした。新年の始まりを同じ地域に住む人たちで迎えようという意味があるのでしょう。あちこちから笑い声も聞こえてきます。私もいろいろな方から声をかけていただきました。元旦にこうして写真を撮りにきている変わり者でも受け入れられていることがうれしい。

写真を撮り始めて今年で9年目です。名古屋をはじめ様々な地域を歩きながら、心温まる風景にであってきました。ここでも、お酒で体だけでなく、心まで温かくなるひとときを過ごすことができました。

yanegami at 07:25コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!
私と屋根神  | 名古屋市昭和区

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モリマコトの紹介
森 実は1973年7月生まれ。熱田区在住。名古屋市内、愛知県内、岐阜県内の屋根神さまと地域の人々の姿を撮り続ける。屋根神さまの近況発表の場として写真展「屋根神さまのある風景」を隔年で開催している。また屋根神さまを見て回る「屋根神ウオーク」実行委員会のひとりとして、屋根神さまをまつる地域と関心を持つ人々とを結びつけようと努力している。